こちらの記事でフキダシツールの基本的な使い方を説明しました。
今回は補足的な記事で、よく使われるフキダシの種類と使い分け方法をまとめた記事になります。
フキダシの種類と使い分け
同じように、フキダシも種類があります。場面に合わせて変えることで伝わりやすくなります。
フキダシの使い方はこちらの記事をどうぞ。
普通はフリーハンドの楕円形にフキダシのしっぽをつけて使うものですが、ところどころ変えるとよいシーンがあります。
トゲトゲのフキダシ:叫ぶ
よく見かけるトゲトゲ+源真ゴシックの叫ぶ表現。慣れればフリーハンドのほうが速く、好きなフキダシ線になります。
ちょっとこの例だと間が空きすぎてますので、もうちょっとフキダシを小さくしたほうがいいです。
四角いフキダシ:ナレーション
ナレーションはコマに直接書くよりも四角いフキダシで覆うほうがそれと分かりやすいです。
以下は四角いフキダシ+しねきゃぷしょんを使ったナレーション。なんとなく雰囲気がありますよね。
ナレーションは退屈な部分なので、四角いフキダシを2つ繋げるて、1つのフキダシで読ませる分量を減らすことも多いですね。
楕円形の通常フキダシでもよく使います。
ベタフラ・ウニフラ:驚き、強調
ベタフラッシュは驚きの表現に使いますが、黒ベタは画面で一番目立つ部分なので多用には要注意。
以下はベタフラ+源真ゴシックの太字を使った強調。
フラッシュ+アンチック。やはり目立ちます(はみ出している部分が残ってますが)。
フラッシュの線数を増やすと頭の中で考えているときの表現にもなりますね。
もわもわ:妄想
ダウンロードしたものか、最初から入っていたものか忘れてしまいましたが……、素材からフキダシ乙女+源柔ゴシックです。
ぽやんぽやんと頭の中で考えてるイメージですが、ただの丸いフキダシよりも女の子が考えている感じが出ます。
その他
四隅の線を延長したり、手書きっぽく(というか手書きで)いろいろなフキダシを作ってみましょう。
手書きのフキダシは必ずベクターレイヤーに作成しましょう。ベクター線は後から太くしたり補足したりと自在に変えられます。
フキダシのしっぽを折れ線や丸に変えるのも印象を変えます。
オリジナルのフキダシが気に入ったら、素材登録すればいつでも使えるようになります。